top of page

森からゴールへつながるメダルの物語

13 時間前
読了時間: 5分

東京ヤマソン2026のゴールで皆さんを待っているのは、一つひとつに物語のある木のメダルです。天然の木を使い、ボランティアの手で丁寧に仕上げた、あなただけの記念品をお届けします。

同じメダルは、二つとありません。木目も年輪も、形も手触りも、それぞれ異なります。チームの仲間と同じ達成感を分かち合いながら、皆さんがそれぞれ持ち帰るのは、自分たちの参加によって手入れや保全を支えている森の、一つだけのかけらです。

このメダルを制作しているのは、東京ヤマソンのコミュニティ・インパクト・パートナーであるNPO法人トチギ環境未来基地(Tochigi Conservation Corps)です。ヤマソンが支える森林保全活動、そこで生まれた木材、そして制作に携わる人たちの力が、一つのメダルにつながっています。


健やかな森を育てるために

健やかな森を育てるには、木を植えるだけでなく、成長に合わせて手入れを続けることも大切です。人が植えて育てる人工林では、木が成長するにつれて混み合い、日光や水分、生育に必要な空間を奪い合うようになります。地面まで光が届かなくなると、木の下で草や小さな植物が育ちにくくなります。 トチギ環境未来基地では、こうした森で「間伐」を行っています。切る木を慎重に選び、一部を伐採することで、残った木が育つための空間を確保します。森の中に光が入るようになると、地面の植物や若い木も育ちやすくなり、さまざまな生きものが暮らせる環境づくりにつながります。東京ヤマソンの支援は、こうした継続的な森の手入れを支えています。メダルは、その活動から生まれるものです。森林保全活動を支え、そこで得られた木材を活用することで、参加者の皆さんに持ち帰っていただける記念品になります。

あなたの歩みを刻む一つだけのメダル


メダルに使われているのは、間伐で切り出したヒノキです。制作チームによると、これまでは森の中に片付けて置いていた木を、メダルとして役立てられるようになりました。

丸太を運び出して乾燥させ、輪切りにします。さらに乾燥させた後、表面を丁寧に磨き、地元の事業者がレーザー加工でヤマソンのデザインを刻みます。最後に、ストラップを付けるための金具を取り付けます。塗料や保存料は使いません。木が育つ中で生まれた模様や風合いを、そのまま残しています。メダルを受け取ったら、ぜひ年輪や木目をじっくり眺めてみてください。その模様は、木が生きてきた時間のしるし。まったく同じ木片を持つ参加者は、ほかにいません。同じヤマソンのデザインを刻んでも、木の個性によって、一つひとつが特別なメダルになります。

未来の森を育てる

トチギ環境未来基地は、さまざまな森づくりのプロジェクトを通じて、新しい木を植える活動にも取り組んでいます。東京ヤマソンを主催するInternational Volunteer Group–Japan(IVG–Japan)もこうした活動に参加し、ボランティアの皆さんが植樹を体験し、自然保全について学び、森の手入れに関わる機会を提供してきました。

今ある森を手入れし、未来に向けて木を植える。その両方が、健やかな森と、そこに暮らす多様な動植物を支えるという、私たち共通の目標につながっています。皆さんのメダルは、こうした幅広い活動とのつながりも伝えます。


ボランティアの手から皆さんへ

完成したメダルの一つひとつには、トチギ環境未来基地と東京ヤマソン、両方のボランティアが注いだ時間と手間が込められています。トチギ環境未来基地のチームが木のメダルを制作し、ヤマソンのボランティアがストラップを取り付け、ゴールでお渡しできるよう準備を進めています。木の表面を磨く作業からストラップの取り付けまで、どの工程にも丁寧さと根気が必要です。デザインを刻む地元の事業者も加わり、たくさんの人の手を経て、メダルが皆さんのもとへ届きます。制作には、ひきこもりの状態にあった若者たちも、社会参加や就労に向けた支援の一環として参加しています。仲間と一緒に取り組み、自分が関わったものが形になる。その過程には、人とつながり、達成感を得られる機会があります。

制作チームは、メダルづくりを「楽しい時間」と表現しています。皆さんが受け取るのは、そうした共同作業の成果です。森から生まれた木が、人の手によって、皆さんの達成を祝うメダルへと姿を変えます。


トチギ環境未来基地からのメッセージ

東京ヤマソンのコミュニティ・インパクト・パートナーとして支援をいただくことで、地域の森を守り、さまざまな動植物が暮らせる健やかな環境づくりを続けることができます。私たちも、みんなで楽しくメダルを作りながら、保全活動で生まれた木材に新しい役割を持たせることができました。一つひとつの木が、ヤマソンでの達成を思い出す記念品として皆さんのもとに届くことを、うれしく思います。当日、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ぜひ会場のブースにもお立ち寄りいただき、私たちの活動を知っていただければと思います!

— NPO法人トチギ環境未来基地 代表理事 塚本竜也

皆さんの達成が森と地域につながる

10月17日、皆さんにお渡しするメダルは、歩いた道のりと、チームで力を合わせた一日を記念するものです。同時に、手入れを続ける森、新しく植える木、そしてその活動を支える人たちとのつながりも感じていただける記念品です。

東京ヤマソン2026のゴールで、あなただけのメダルをお渡しできることを楽しみにしています。


 
 
 

コメント


bottom of page